治療について

当院では涙道内視鏡システムを使用しています

涙道内視鏡システムは、目頭から鼻まで続く、目にたまった涙を排出する管(涙道)の内腔全体を3CCDカメラで観察できる画期的な極細径内視鏡システムです。内視鏡で確認しながら、閉塞部を拡げ、術後に再度詰まらない様に本来の涙道内にチューブを挿入します。

詰まり方によっては、涙道の癒着が強くうまく拡がらずチューブが挿入できない場合がありますが、症状が悪化する心配はありません。局所麻酔で15分ぐらいの手術時間です。

術後について

  • 術後は当日から洗顔洗髪が可能です。
  • 術後は外来で定期的に涙道を洗浄し、チューブは約2ヶ月で抜去します。