治療を始める前に、糖尿病網膜症の進行状態はどの程度であるのか?精密検査で進行状況、眼底の状態等を詳しく調べ患者様の眼の状態を見極めます。
検査の前に目薬で瞳孔を開きます(散瞳)。散瞳検査をする日はできるだけお車の運転での受診は避けてください。
検査の流れ
眼底検査
目の1番奥にある網膜の状態をくわしく調べるため眼底検査を行います。目薬で瞳孔を広げるとまぶしくて近くが見えない状態が約4時間続きますが、自然に元に戻りますのでご安心ください。お車でお越しの方はご注意ください。
蛍光眼底造影検査
網膜がどの程度、傷害されているか、血の巡りが悪くなっているか、造影剤を使用してより詳細に調べる検査です。
ある程度網膜症が進行した場合に必要になります
眼底3次元画像解析(OCT)
最新の検査機器を利用して糖尿病網膜症による網膜の腫れ(黄斑浮腫)の程度を精査しております。
これによって現在の患者様の眼の状態や治療の効果をより正確に評価することが出来ます。